こんにちは、島の人事部広報担当のぽっぴんです。
今回は、島の人事部イベント担当の「のぐぅ」が主体となって企画したイベントの様子をお伝えします。
それが、「自分ごと研修 Go! Go! 1年生SOKAI」です(どどん)。
4月16日、蒼開中学校・高校(洲本市)の1年生合計100人超を対象にワークショップを行いました。
メインとなったのが、「地球とつながるワークショップ」。
以前、洲本市の職員さんを対象に実施したことのある、のぐぅ考案のWSで、なんと今回はその様子を記したnoteの記事を見た先生からお声がけいただき、実現に至りました!(ぱちぱち)
さて、学生たちは無事に地球とつながることはできたのか。
現場の勢いをそのままに、お伝えいたします。
▼洲本市での記事

◼️はじめまして、から始まる「場づくり」
まずはアイスブレイク。
のぐぅが叫んだ数字の人数グループを即興で作る遊びで幕開け。
「5人!」「45人!」「20人!」
のぐぅが数字を叫ぶたび、
「あと3人!こっち来て!」
「あれっ今何人?!?!?」
そんな学生たちの声が体育館に響きながら、次々にグループが組み上がっていきます。
中学生も高校生もごちゃ混ぜで、初対面同士でも、自然と手を取り合い、輪になって座る。
その一体感に、会場の空気が一気にあたたまっていくのを感じました。


続いて行ったのは「わたし・あなた」ワーク。
グループで輪になって、自分を指差しながら「わたし」と言ったあと、対面にいる誰かの目を見て「あなた」と指名する。指名された人がまた同じことを繰り返して、「わたし・あなた」の輪が止まることなく広がっていく。
それだけのシンプルなやりとりですが、最初はどこか照れくさそうだった生徒たちの表情が、少しずつ変わっていきます。
後半は、声とジェスチャーなしで、視線だけで回していくパートも。
恥ずかしさを抱えながらも、相手にしっかり向き合おうとするその眼差しが、とても印象的でした。


◼️「私」から「地球」へ。想像力が広がる瞬間
いよいよ本編の「地球とつながるワークショップ」。
このワークショップの目的は、至ってシンプル。
日々触れているニュースや出来事を、ただの“情報”として消費するのではなく、「自分自身もその世界の一部である」と実感すること。
そして、自分が「世界を動かしている」ことを知る。
・自分の何気ない行動が、周囲の誰かに影響を与えている
・その影響がやがて社会や世界に広がっていく
・そして、その逆の効果もまた同じように発生していく
そんな自分と他者・社会との“つながり”を、頭ではなく体感として理解してもらうことを目指しています。

今回はまず、自分自身について3つのことを書き出します。
・よくやっていること
・好きなこと
・最近やったこと
そのあと、それらが身近な人にどんな影響を与えるのか。
さらに、日本全体、そして世界へと、どうつながっていくのか。
時に友達と話し合いながら、自分自身で考えて、一つずつ付箋に書き上げていきます。
一見、難しそうな問いに対して、生徒たちは口々に「えーっと」「むずかしい!」と言いながらも、手を動かし続けていました。
たとえば──
自転車で登校する。
→ 周りの人が「いいやん」と思って、自転車通学が流行る。
→ 日本で自転車がより広まる。
→ 世界的に自転車が流行し、二酸化炭素排出量が減って地球温暖化が止まる!!
テニスをする。
→ 汚れた服で帰宅して、家に砂が入る。
→ 親が掃除機で掃除をしてくれる。
→ 頻繁に使うから掃除機が壊れて買い替える。
→ ダイソンが儲かって、世界を支配する。
マカロンを食べる。
→ 自分が笑顔になって、周りも幸せになる。
→ みんながマカロンを買って、お店の売り上げが上がる。
→ 世界に「幸せなお店」がひとつ増える。



思わず笑ってしまうような発想もあれば、
じんわりとあたたかくなるようなつながりも。
「それいいやん」「なんやそれ(笑)」と、互いに言葉を交わしながら、
生徒たちは自分なりの“つながり”を紡いでいきました。
そして最後に、「地球」に付箋を貼る瞬間、
「つながった!!」
その声とともに、体育館の真ん中に、一つの大きな“世界”が立ち上がりました。
その光景を眺める生徒たちの視線は、どこかやさしく、少しだけ遠く=未来?他者?社会?世界との繋がり?を見ているようにも感じられました。


◼️「もし、〇〇がなかったら?」から見える世界
後半は、視点を逆にして、「地球から自分へ」戻ってくるワーク。
テーマは、「もし地球に〇〇があったら/なかったら」。
5人ほどのグループに分かれて、グループごとに指定されたお題が「ある世界」と「ない世界」を想像して、ジェスチャーを考案します。
そして最後に、各グループごとに、考えたジェスチャーをフォトブースで披露してもらって撮影する、という流れです。
ジェスチャーは、「ある時!」そして「ない時…」って声に出して言ってから、疲労するというルール。
関西人お馴染みの551のCMから着想を得たらしく、実際にCM風動画をのぐぅが作るそうです笑。
なんとも彼らしい発想!!!
(中高生が、551のCMにあまりピンと来てない感じがあって、ぽっぴんは非常に驚きました…!)
文字、ルール、スマホ、感情──
そんな当たり前に存在しているものが「ない世界」。
学生たちは、ああでもないこうでもないと話し合いながら、考えを広げていき、一緒に体を動かしながらポーズを形にしていきます。



中学生と高校生、学科もバラバラ。
それでも、初対面とは思えないほど自然に会話が生まれ、笑い合う姿がありました。
大人になると、初対面でも“それっぽいコミュニケーション”ができてしまう。
でもこの場には、もっと素直で、まっすぐなやりとりがありました。
最後のインタビューでは、こんな声も。
「しゃべったことない人たちと喋れてよかった」
その一言が、この時間のすべてを物語っているように思います。


◼️この時間を学生に届けたかった理由
今回のワークショップを企画した島の人事部イベント担当ののぐぅに感想を聞いてみました。
「中高生にワークショップをするのは初めてだったので、最初はどうなるか、不安もありました。
でも、みんなすごく真剣に取り組んでくれて、嬉しかったですね」
と話すのぐう。
特に印象に残った場面としては、
「ワークショップ中に『固まっている』子もいたんですが、それは決してサボっている訳ではなくて、難しく考えてしまってどうしようもなくてフリーズしてる状態だったんです。
そしてそこに、大人たちが少しだけ声をかけてあげると、みんな理解が深まって一気に大きく動き出す、みたいなことがありました。
それを見た時に、これは本当にワークショップとしてやる意味があるなと。宿題にして一人で考えたり、学生たちだけでやったりしても、こうはならなかった。
先生や島の人事部が一緒にその場でヒントを出しながら進めていくことで、考える力が高まっていくというか。
すごくライブ感があって、行った意味があったなあっと感じました」
のぐう自身も、現場では生き生きしながら進行していたし、
こうしてあの日を振り返る眼差しにも、なんだか力がみなぎっていました。

◼️次の世代へ、広がっていく
もともとは、洲本市の職員さん向けに実施したこの「地球とつながるワークショップ」。
企業での研修にも向いているかもしれないと、かなり手応えがあったのですが、教育現場でも活かせることがわかりました。
中学生や高校生が「働く」を考える前に、
「自分はどんな存在なのか」「世界とどうつながっているのか」を知ること。
それは、きっとこれからの進路選択や人生の中で、じわじわと効いてくるはずです。
島の人事部は、企業と人をつなぐだけでなく、
こうした“自分と世界をつなぐきっかけ”をも届けられる存在なのではないか。
いや、届けていきたい。
そんなふうに思えるイベントになりました。
蒼開高校の先生方、
拙い部分もあったかと思いますが、ご協力いただき、ありがとうございました。
学生の皆さん、笑顔が素敵でした。夢を追う皆さんに、僕たち自身がたくさんのエネルギーをもらいました。ありがとう!!!
ここから、どんな広がりが生まれていくのか。
これからもその輪を広げるべく、発信していきます。
ハイ、ソウカイ!!!!!!!!!!!!





Writer
ぽっぴん
滋賀県出身。
読売新聞で新聞記者として勤務した後、独立して現在はフリーのフォトグラファーでライター。関西を中心に色んな写真を撮ったり、文章を書いたりしています。好きな食べ物は「ばーちゃんの手作りカレー」。
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